山梨県甲府市にあるワインバー・オアシスでは「オアシスの新世界」と称して年数回開かれる他飲食店とのコラボワイン会が存在する。
今回は「鮨 よし秀」。鮨ラバーズがこぞって通う名店だ。
回らない寿司はいつ以来だろう…? 5年、10年ではきかないくらい離れていた。
2022年大寒(だいかん)の頃、ようやくその機会にあやかった。
時期はコロナ禍真っ只中。開催にあたり何回も協議して人数限定での開催。
なにもこんな時期にしなくても…と思いの中、鮨と日本ワインの織りなす世界に触れて見たいという欲求のほうが強くて足を運ぶ。
概要
開催日時:2022年1月25日
会 費:15,000円(税込)
感染対策をしっかりした上、さらに貸切で開催。
鮨 よし秀ってどんな店?
銀座「久兵衛」で修行を受けた大将が地元で開店。
山梨には数少ない江戸前コーススタイル。
前半つまみで後半にぎりの構成。
鮨 よし秀の様子
「鮨 よし秀」で楽しんだメニュー群
お通し
つまみ7種
にぎり
ここからはにぎりに。
シャリに使われているお米は地元山梨北杜市武川町「農林48号」を使用。
身に対してシャリは少なめなのは嬉しい配慮。
※山梨の寿司屋ではネタと同じくらいのシャリが出てくる
べったら漬け(撮影し忘れ…)
「鮨 よし秀」で楽しんだ日本ワイン7種
今回は7種類。
ワインバー「オアシス」の小池氏のコレクションより抜粋。
どれもとてもおいしく、ワイン単体だけでも会が開けちゃうんじゃないかというラインナップだった。
ノラポンエフェルヴェサン 2020 / 野楽蔵 北海道
ケルナーのクリーミーな泡。
りんごっぽい風味。甘味は少な目。
ヒノデダンケ2019 / 10R 北海道
元はすみファームの千葉氏による醸造。
野生酵母で発酵、バウを濃くした感じ。
穏やかな酸味と微発泡。
ピノグリ、レンベルガー、ピノ・ノワール、ケルナー、ピノブラン、ソーヴィニヨンブランを中心にしたブレンド。
朝焼け / 金井醸造 山梨
山梨市で栽培している甲州を皮ごと醸したオレンジワイン。
果皮についた菌で発酵させる自然派ワイン。
アルバニーニョ 2020 / セイズファーム 富山
今はなき新宿のjipで飲んで以来のセイズファーム。
酸は高かったけど微発泡なのでそれほど気にならず。
さわやかで照り焼きのタレを洗い流してくれる。
デラウエア 2021 / 木谷ワイン 奈良
ヒノデダンテに似た感じ。
糖度が高い。
ロゼ・ピノグリ 2020 / ガクファームカール 長野
ピノグリのロゼ。
果実味、発酵感が高い。
苦味があり、ちょい苦手なタイプ。
ピノ・ノワール 2018 / イレンカ 北海道
微発泡。粘性あり。
余韻が長くてしっかりとしたピノ。
鮨よし秀のまとめ
酢のもの、炙り、焼き、茹で、飾り切りなどいろいろな技が詰まった今回の食事。
値段以上の価値があったワイン会だった。
鮨よし秀のインフォメーション
営業時間:午後6時~
休 み:日曜日
電話番号:055-269-6820
住 所:中巨摩郡昭和町西条5219-2 103
※2022年2月現在 個人の感想