日本のホンモノのナチュラルワイン会
日本初のナチュラルワイン会が2024年7月に山梨・河口湖で開かれた。
その名も「第一回 ニッポン ナチュラルワイン クラブ ワインフェス」。
きっかけは一通のDM。
今春ナチュラルワインの新ヴィンテージ発表会イベントに参加した方に参加を促す内容だった。
※一般ユーザー向けで、すでに酒販店分は満席だった
これはまたとないチャンスと思い、仕事と休みの都合をやりくりして参加を決めた。
どんな感じのワイン会だったかその様子をレポートしたい(18日参加分のみ)。
ニッポンナチュラルワインクラブ ワインフェスの概要
日 時:2024年7月18日(木)、19日(金) 両日とも、11時から15時
会 場:富士プレミアムリゾート内「フォレスト・ガーデン」
参加費:13,000円(税込)ロゴ入りグラス付き
ニッポンナチュラルワインクラブ ワインフェスの出展ワインメーカー
農楽蔵
ドメーヌ・アツシ・スズキ
近藤ヴィンヤード
國津果實酒醸造所
ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン
ドメーヌ・オヤマダ
金井醸造場
ニッポンナチュラルワインクラブ ワインフェスの出展飲食店 & 衣類店
豊鮨
Kivis
パモニルパフ
バオバブ堂
NOST
カルネ
Miura料理店
nôtori
寺崎コーヒー(18日のみ)
ヒグチビクトリキンケーキ(18日のみ)
Foodremedies(18日のみ)
usual (18日のみ)
今回飲んだ日本のナチュラルワインたち
なかなか買えないし、手に入れにくいナチュラルワイン。
ラベルしか知らなかったり、評判が良かったのでいつか飲めるといいなと思っていたワインが勢揃い。
この場にいることに感謝しつつ、いろいろ飲んでみた。
※感想、表現はいち素人の感想
ドメーヌ・アツシ・スズキ
Acchi Branc(カメ)
たくあん、ヌカ
アルコール感高い
ナチュラルって感じは強い
Tomo Rouge 2022(ウサギ)
酸が高い しなやか
おいしい
近藤ヴィンヤード
NAKAI muller 2023
夏っぽい 少し糠
泡
グレープフルーツ
ちょい苦味
二番目に良かった
かなり良い
tap kop blanc-z 2020
マンゴー,パイナップル
トロピカル
甘みがある
トロリとしている
後味糠
kankon2021
地面に埋めたかめで醸造
オレンジ
色の割にはあっさり
農楽蔵
ノラ ブラン 2020
樽きいてる。
ナチュラルとは思えない
本日飲んだなかで一番よかった
文月(キツネ)
ピノノワール
酸は高い
ブルゴーニュな感じ
色は浅い
ラ・グランド・コリーヌ・ジャポン
小公子 2022
ノンラベル
離山と龍王の2種をブレンド
干し葡萄なかんじ
いちじく
しっかりとした酸
軽い
甘夏ナチュレル 2022.6
福岡正信自然農園の愛媛県産の甘夏みかんのワイン
酸が高い シップ
オレンジ
タンニンとは違った皮の渋み
軽い
國津果實酒醸造所
三重のワイナリー
はじめてみるエチケットばかり
natural pop Purimēra
タクアン
微発泡
ジュースライク
ファンタグレープ
柑橘系
natural pop 白
natural pop 赤
まだ安定していないので発売は来年とのこと
MBAのマイルドな感じ
醤油な感じ
香水な香り
バランスはよい
翌日には豆になる
2012のみ 獣害があった
比較的安定していた
微発泡
Natural PoP life Cuvee Cazino KYOHO 2022
製造本数が極端に少ない秘密のワイン(らしい? うろ覚え)
紅茶の香り
シフォンケーキがたべたくなる
巨峰、安芸クウィーンのブレンド
金井醸造場
Caney Koshu 2014
2014年前に収穫した甲州を瓶内で10年間熟成させた1本。
充実したフレッシュ感。 後味に少し熟成感。
甲州単体とは思えない。
甲州も長期熟成できると思えたワイン。
あれから10年、これからの10年。
リトルおセンチになりながら、味わった一杯。
個体差なのか、足が早く? あまり状態はよくなかった…。
ヴィノダ天神 2010
MBA。
果実味高い。色も落ち着いた感じ。
口当たりはかなりソフト。
ヴィノダ天神 2019 MBA+CS
山梨市・万力の畑で栽培。
熟成した色。
酸高い。
ドメーヌ・オヤマダ
BOW! 白2023 / ドメーヌ・オヤマダ
パイナップル感強い。
昨年と比べると甘みが強い。
ファーストヴィンテージ(2014)の頃に似ている。
BOW! 赤2023 / ドメーヌ・オヤマダ
酸高いMBA。フレッシュな果実味。
洗馬 2020 / ドメーヌ・オヤマダ
柔らかいタンニン。
粘性あり。
洗馬 2020 / ドメーヌ・オヤマダ
酸が高い。
ベリー感あり。
ニッポンナチュラルワインクラブ ワインフェスでのフーズ
みんなお腹が空いていたらしく、割と早い時間帯でフード類はなくなっていた。
次回はもっとあるといいなー。
富士山ワインラム 挽き肉の炭火焼き 発酵キタアカリのピュレ / notori
1,500円(税込)
水ぎょうざとおそうざい3種盛り / kivis
水ぎょうざ 500円(税込)
おそうざい3種盛り 500円(税込)
ゴーダチーズ / 河口湖チーズ工房
ワイン・ジャージー牛・ブラウンスイスの3種類
600円(税込)
モッツアレラチーズ / 河口湖チーズ工房
バージンオリーブオイルと白トリュフ塩で
400円(税込)
ささみカツ巻き / 豊寿司
カツにマスタードが効いていておいしかった、
700円(税込)
干し葡萄 / 豊寿司
1,600円(税込)
ニッポン ナチュラルワイン クラブ ワインフェスの会場を彩るアキバコライブ
しばらくすると音楽が流れてきた。
アルコールと笑顔が燃料、梨県界隈に自生する完全家内手工業型ほぼジャズ風バンド「アキバコ」のライブが始まる。
富士の風と共にライブを感じながら飲むワインは格別。
ニッポンナチュラルワインクラブ ワインフェスのまとめ
自分にとってナチュラルワインの世界をおぼろけながらも輪郭をたどっていくイベントだった。
天気が気になったが、屋外の富士河口湖でのおりなすリゾート空気と適度な人数で心穏やかに楽しい時間を過ごせた。
唯一の心残りは曇天で夏の富士が臨めなかったこと。
2年毎に開催予定なので、次回も夏休みを利用してでかけてみたい。
(次回は2026年のはず)
おまけ
帰りの富士急行線に出会ったNARUTO電車
※2024年9月現在 個人の感想