70のワイナリーを地域まるごと楽しみ尽くす
2019年11月9~11日に「ワインツーリズムやまなし2019・秋」が開かれた。
産地をめぐり、自分のお気に入りのワインを見つけるドラクエ的な要素を持つ大人のエンターテインメントだ。
2019年秋は初の3日間。産地ごとに細分化されてより楽しめる構成となっている。
ワインツーリズムやまなしに関する過去のまとめ記事はこちら
諸事情で午後から遅れての参加。
出かけた範囲でのレポートになるが、どんな様子だったのか紹介したい。
ワインツーリズムやまなし2019・秋の概要
開催日:2019年11月9・10・11日
時 間:(およそ)9:00~17:00
料 金:
料金A:通常プラン
3days(11月9~11日)チケット8,800円(税込)
2daysA(11月9~10日)チケット6,600円(税込)
2daysB(11月10~11日)チケット5,500円(税込)
料金B:参加記念ワイングラス、ワイングラスホルダーなしプラン【締切9月30日】
3days(11月9~11日)チケット7,920円(税込)
2daysA(11月9~10日)チケット5,720円(税込)
2daysB(11月10~11日)チケット4,620円(税込)
ワインツーリズムやまなし2019・秋の参加ワイナリー
11月9日の開催エリア
甲府市(5)
サドヤ、シャトー酒折ワイナリー、信玄ワイン、ドメーヌヒデ、甲府ワインポートドメーヌQ
笛吹市(11)
マルス山梨ワイナリー、モンデ酒造、ニュー山梨ワイン醸造、笛吹ワイン、八代醸造、アルプスワイン、新巻葡萄酒、北野呂醸造、日川中央葡萄酒、矢作洋酒、ルミエール
山梨市(6)
山梨醗酵工業、サントネ―ジュワイン、東晨洋酒、鶴屋醸造、旭洋酒、八幡洋酒
11月10日の開催エリア
勝沼(31)
シャトー勝沼、原茂ワイン、マルサン葡萄酒、シャトレーゼベルフォーレワイナリー勝沼ワイナリー、盛田甲州ワイナリー、シャトー・メルシャン、蒼龍葡萄酒、東夢、ケアフィットファームワイナリー、ドメーヌ ジン、ラベルヴィーニュ、中央葡萄酒、麻屋葡萄酒、MGVsワイナリー、大和葡萄酒、ロリアンワイン白百合醸造、勝沼醸造、イケダワイナリー、くらむぼんワイン、ダイヤモンド酒造、岩崎醸造、大泉葡萄酒、フジッコワイナリー、丸藤葡萄酒工業、まるき葡萄酒、シャトー・ジュン、錦城葡萄酒、菱山中央醸造、ペイザナ農事組合法人中原ワイナリー、グランポレール勝沼ワイナリー、マンズワイン勝沼ワイナリー
塩山(8)
甲斐ワイナリー、牛奥第一葡萄酒、奥野田葡萄酒、塩山洋酒醸造、機山洋酒工業、Kisvin Winery、駒園ヴィンヤード、98wines
牧丘(4)
三養醸造、共栄堂、四恩醸造、Cantina Hiro
11月11日の開催エリア
甲斐市(3)
敷島醸造、サントリー登美の丘ワイナリー、シャトレーゼベルフォーレワイナリー
韮崎市(2)
ドメーヌ茅ヶ岳、マルス穂坂ワイナリー
ワインツーリズムやまなし2019・秋 受付
まずは甲府駅にて受付をすませる。
なじみのある顔がボランティアとして参加していた。感謝。申し込みが遅かったので、郵送では間に合わなかった試飲用のグラスワインとグラスホルダー、資料を手渡しでもらう。
バス乗り場へ。時間が遅かったせいか人もまばら。
ワインツーリズムやまなし2019・秋 甲府会場(五味醤油内)
最初の目的である五味醤油内にある甲府会場へ向かう。
ここでは山梨・西部に位置する南アルプス市から参加のワイナリー「ドメーヌヒデ」をはじめ、南アルプス市の精鋭たちの手により一日だけの「ミニ・南アルプス市」に大変身。10店舗以上の物販・飲食のエリアが連なっていた。
ワインを軸に南アルプス市の特徴ある店舗を俯瞰できるちょっとしたマルシェもワインツーリズムならでは。
五味醤油
五味醤油では甲州みそを使った豚汁と甘酒、麦麹を使ったクラフトビールの販売。
ワインと同じ発酵食品である「やまご味噌」も販売していた。
フルーティーな香りのするセゾンビール。麦のニュアンス。300円(税込)
まさか最初の1杯目がビールになるとは想像していなかったwww
ドメーヌヒデ
月の満ち欠けに従う栽培と醸造を基本に、月夜でも焼けると言われた「原七郷(はらしちごう)」と呼ばれるで南アルプスで、「禁断のセニエ”“足踏み仕込み(衛生ジャケット)」にこだわるマイクロワイナリー。
写真は無料試飲ができた現在仕込み中の「しろしろPINK2018」。品種はマスカットベーリーA。
こまきぐらす店
南アルプス市に工房とギャラリーを構えるハンドメイドのガラス専門店。
いろんな形のワイングラスを販売。
マザーズ
南アルプス市で採れたフルーツを中心に山梨県産のフルーツやベジの新鮮な素材感を生かしたジャムの販売。ひとつ500円(税込)
ジャムの種類
サクランボ/ モモ / ブルーベリー / ブドウ / 黄金桃 / キウイフルーツ / イチジク / リンゴ / 大塚ニンジン / きんもくせい
気になるジャムを試食することができた。自然の甘み。
南アルプスのオリーブ畑「ながら」
南アルプス市で農薬・化学肥料不使用で栽培されたオリーブの葉でつくったお茶やオリーブ盆栽を販売。
オサレ感溢れるドライハーブも販売。
小野農園 原七郷「勝の柿」
今が旬の柿。ジューシーでねっとりな食感の干し柿と合わせて3種類を販売。
左から 勝の柿 / 平核無(ひらちねなし) / 大和百目(やまとひゃくめ)
730HONEY(ナミオハニー)
南アルプス山麓のミツバチの手を借りて、加熱や添加など人工的なことを一切せず、自然のままのハチミツを瓶詰めしたもの。
それぞれ試食をさせてもらった。ハチミツは二日酔い防止にも効果が期待できるとのこと。
軽くて甘いものからスパイシーなものまで味わいが違っていて面白い。
ベーカリールーブル
「やまなしのおいしい実りを、パンでお届けしたい。」がコンセプト。
南アルプスの地で国産小麦・県産食材を使って、文化の香り溢れるパンを日々誠実に焼き上げている。
日華園(にっかえん)
南アルプスで採れたシャインマスカットを中心にワインのアテにぴったりな自家製で無添加・無漂白・砂糖不使用なナチュラルドライフルーツを販売。
ワインツーリズムのために遅摘みしたシャインマスカットなども。
燻製屋「響」
山梨県産食材にこだわり、「美味しい、新しい、珍しい」を作り続ける燻製屋。
チーズの薫製をはじめ、甲州ワインに合うヤマメの薫製や、ワインを漬け込んだ後に薫製をする豆腐の薫製を販売していた。
他にも南アルプス市の地で育った恵み豊かなフルーツを提供していた「マルトクフルーツ」や南アルプス市の地で育った力強い野菜たちを提供する「南アルプス!農場」、南アルプスで県産の食材、自家製野菜・米などを使ったケータリングをしていている「Fuji Tanada Bar」のワンプレートおつまみなどあった。
個人的ヒットの数種類のハーブを調合したハーブウォーター。
そして別のワイナリーへと進む…。
※2019年11月 個人の感想