我が家の味噌は40過ぎたヲッサンが作っている。wwww
どうして作ったの? どうやって作ったの? な疑問を紐といておきたい。
子どもがいると心配事が絶えない。普段の生活から学びの場、これからの世の中の動き、コミュニケーションなどなど…。その中でも「食育」は最重要と考えている。
お子が成人になった時、なるべく健やかな生活をしてほしくて「ていねいな暮らし」とまではいかないが、そのキッカケづくりとしてD&DEPARTMENTで開かれたみそづくりのワークショップに参加。科学調味料や人口的なものいれずにつくるみそを手づくりしている。
d school わかりやすい甲州みその概要
日 付:2015年2月21日(土)
時 間:13:00~16:00
場 所:D&DEPARTMENT YAMANASHI
参加費:3,500円(税込)
「わかりやすい甲州みそ」ワークショップでの3つのメリット
健康に気を使うようになる
これをきっかけに自分の体調や身体に取り入れる食材の品質を気づかうようになる。
愛着がわく
苦労してつくったので食べ物に対する敬意を感じるようになる。
人に伝えることができる
意外と知らない味噌の作り方。
何かの折に味噌づくりの話しをすると、子どもはもちろん、みんなけっこう興味津々で感心される。
手前みそで必要な材料と道具
■ 大豆1kg
■ 塩500g
■ 麹(米と麦の混合 1kg)
■ 大豆の煮汁200ml
□ お鍋
□ ボウル×2(中と大)
□ サランラップ
□ 味噌を寝かす容器
□ 500g程度の重し
□ ポテトマッシャー(なければヘラ)
手前みその作り方
大豆を煮る工程は事前にやってもらったので、基本は煮大豆に麹と塩を混ぜるだけ!
わかりやすいように工程を写真にまとめた。
みそ作りに使う麹に影響があるので、納豆は前日に食べないようにと注意が入る。
①道具一式
袋の中身は麹。
②麹を投入
米麹と麦麹を入れる。
甲州みそは米麹と麦麹をミックスさせたもの。
山梨では米の生産が弱く、コメを補うために麦を混ぜていったのが始まり。全国的にも珍しい。
白みそ系で甘みが強い。
③麹をほぐす
後に入れる塩と混ざりやすくなるようにひたすらに細かく砕く。
麹の香りが漂う。
④塩を投入
全部は入れずに最後の仕上げ用に20g程度残しておく。
塩の役目は麹菌だけが発酵できるように他を殺菌する。
⑤麹と塩を混ぜる
まんべんなく混ぜる。
固まりを砕きながら混ぜて手の平で擦るように砕き、全体的に一体になるようにするのがポイント!
⑥大豆を投入
事前に用意された煮大豆を入れる。このあたりはワークショップのよいところ。
部分的にヘルプが入るのでやる気も持続する。
⑦大豆をペースト状にする
煮大豆を入れてポテトマッシャーなどで混ぜる。
⑧容器を移す
みそを醸す容器にお団子状にしたみそを投げ込み、空気を入れないように潰していく。
⑨塩をまぶす
げんこつでつぶしたみその上に殺菌のために④で使った残りの塩をまぶす。
⑩ラップをかける
表面にほこりがつかないようにラップをかける。
さらにフタをして、冷暗所に保管。合わせて重石を置く。
仕込み完成!
食べごろは半年後から。
「手前みそづくり」のデメリット
最初の一歩だけ自宅でカンタンという訳にはいかない。思った以上に時間はかかるし、力もいる。
でもこのようなワークシップからスタートすればハードルはさがる。
今回ワークショップをひらいた「五味醤油」では初心者でもわかりやすいワークショップを開いている。
手前みそ教室の案内
「わかりやすい甲州みそ」のまとめ
「手前みそ」という言葉があるように昔から味噌は日本各地で作られてきた。
その土地によって使う麹も様々だし、発酵具合が違っておもしろい。
手軽に摂れる発酵食品の代表だが、実際につくってみるとその奥深さに感動した。
五味醤油では定期的にワークショップがあるのでレッツ味噌!
※2019年9月現在 個人の感想