日本ワイン:ワインツーリズムやまなし2017 春の勝沼

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ワインツーリズムやまなし2017 春の勝沼に参加した。

ワインツーリズムとは

2008年から山梨・勝沼で始まったイベント。今年の秋の開催でちょうど10年目になる。
現在時期と地域が増え、いくつかのツーリズムがある。(甲府市、甲斐市、山梨市、笛吹市)
今回は勝沼限定で実施する小さな催し。勝沼単独且つ、新緑の季節での開催は初めてだ。

ワインツーリズムの特徴は各ワイナリーを単純に廻るだけでなく、ワインの生産を育む地域を散策し、たくさんのワイン関係者とコミュニケーションを図れる大人の遠足だ。
移動手段はこの日の為に手配した巡回バスまたは徒歩。
バス移動がメインだが、ワイナリーがひしめく地域もあるのでそれらの地域は徒歩が良い。
ワインがつくられる街の空気を肌で感じる事ができる。

さすがに全部は行けないので、いくつか厳選していく。
今回は行った事がない・行った回数の少ないワイナリー中心だ。
事前に郵送された旅のしおりの中に地図が入っていて、自分の好みのルートを考えるのもこのツーリズムの楽しさだ。

今回の参加ワイナリーは

シャトー勝沼、原茂ワイン、マルサン葡萄酒、シャトレーゼベルフォーレワイナリー勝沼ワイナリー、盛田甲州ワイナリー、シャトーメルシャン、東夢、大泉葡萄酒、蒼龍葡萄酒、岩崎醸造、くらむぼんワイン、ダイヤモンド酒造、フジッコワイナリー、まるき葡萄酒、丸藤葡萄酒工業、イケダワイナリー、勝沼珹醸造、ルミエール、MGVsワイナリー、中央葡萄酒、麻屋葡萄酒、大和葡萄酒、白百合醸造、グランポレール勝沼ワイナリー、マンズワイン、錦城葡萄酒、シャトージュン、菱山中央醸造の28社。

当日の様子 & 写真

JR中央線甲府駅から勝沼ぶどう郷駅へ向かう。
幼少の頃は「勝沼駅」だったが20年くらい前から「勝沼ぶどう郷駅」と変更になった。
たしかにこのほうがわかりやすい。
電車の車窓からも太陽に照らされた緑がキラキラと光って流れる。
勝沼駅に朝9時過ぎに到着。

JR中央線・勝沼ぶどう郷駅

目前に広がるぶどう畑と南アルプスの連峰。まだまだ早朝なためか空気が澄んでいる。鳥の、囁きやかすかに土や青い香りもする。
受付に移動。すでに何人かの行列。テレビ取材のクルーも来ていた。

日本ワイン:ワインツーリズムやまなし2017 春の勝沼の受付会場
パスカードを見せると試飲用のグラスワインとパスカードケースをもらう。

甲州印伝ワインホルダー同会場にワインツーリズムやまなしオリジナルの甲州印伝を素材にしたグラスホルダーも販売されていた。また、荷物が多い人の為にお荷物お預かり所も。


このグラスで試飲していく。気に入ったワインがあったら買う事ができる。
ロゴ付き。
(うっかり無くしたり、割ったりしても追加で購入できる)

日本ワイン:ワインツーリズムやまなし2017 春の勝沼 山梨交通のバス
バスに乗り込む。
この日のためにバスを数台チャーター。
数十分間隔で巡回する。

ルートは2つあり、右回りと左周りがある。
1周約55分だ。

今回、混みそうな右周りは避けて左回りのルートをとる。
バスに揺られて数分。
最初のワイナリーは「グランポレール勝沼ワイナリー」だ。
サッポロビールが経営するワイナリー。2014年4月に国産ぶどう100%のワインの製造に特化すると共に、同社ブランドである「グランポレール」の情報発信基地になった。
グランポレール勝沼ワイナリーグランポレール勝沼ワイナリー 勝沼自園シャルドネ 樽発酵と甲斐ノアール

 勝沼自園シャルドネ 樽発酵
樽だけどすっきり。

左  甲斐ノアール
ブラッククイーンとカベルネの交配
コーヒーの香り
牛蒡に合う

麻屋葡萄酒

次に「麻屋葡萄酒」に向かう。
100年近い歴史を持つワイナリー。敷地の奥まった場所に創業当時使用していた醸造器具の展示があった。


ほとんど飲まないワイナリーのワインだったが、試飲をした事で新しい発見があった。


デラ 甘い デザートワイン
泡 皮の渋み 辛口 MBA


シャルドネ 樽発酵
エチケットが花鳥風月

3件目は今春オープンした「MGVs(マグヴィス)ワイナリー」だ。
ワイナリーというか工場チックなデザイン。内装やラベルが統一されていて、なかなかかっこいい。
元々地元の半導体工場だったが、海外に工場を移したためリノベーションを行いワイナリーをオープンさせた。
納得。

MGVs(マグヴィス)ワイナリー 外観MGVs(マグヴィス)ワイナリー売り場MGVs(マグヴィス)ワイナリー 内装

次に「イケダワイナリー」
良質なワインは高品質なぶどうからを信条にワイン作りをしている。
500円払うと全種類 試飲できた。太っ腹。

イケダワイナリー

覚えている範囲で…

樽熟甲州 厚みがある。あまめ
セレクト 新樽
菱山 あっさり
おそずみ 甘め
エクセレント 甘い+皮の苦味
昼食は「ほうとう処いしはら」に寄る。
築150年の古民家で四季折々の花が咲く日本庭園があるほうとう屋だ。
自家製の麺を打った季節の地元野菜(ネギ、油揚げ、人参、しめじ、かぼちゃ、白菜、里芋)が乗ったほうとうがだされる。

ほうとう処いしはら
大根の漬物付き

ほうとう処いしはら
山梨県甲州市勝沼町藤井928
TEL0553-44-0139
火曜定休
営業時間 午前11時~午後3時
午後スタート。
食後、「丸藤葡萄酒(ルバイヤート)」に向かう。
緑色に映えるブドウ畑で試飲。

丸藤葡萄酒のテラスから見たぶどう畑

創立110周年記念の甲州をテイスティング。
収穫は20年弱前との事。
かなり厚みがある甲州。後味はすっきり。
軽いチーズが合う。
「フジッコワイナリー」
刻み昆布やとろろ昆布「純とろ」を生産している食品メーカー「フジッコ」が経営するワイナリー。
国産100%の原料による醸造。日本の食文化にふさわしいワイン造りに取り組んでいる。
国産ワインコンクールでも受賞が多く安定した品質。
ここではワインツーリズム限定試飲の「シャルドネ樽発酵」を試飲。瓶熟成をしているのでまろやか。花の香りがする。

フジッコワイナリー シャルドネ樽発酵

「ダイヤモンド酒造」へ。
甲州種とマスカットベーリーA種で世界で認められるワイン作りを目指している。
いくつかのマスカットベーリーAが楽しめた。

ダイヤモンド酒造

「マルサン葡萄酒」
家族だけで営む小さなワイナリー。ぶどう栽培は江戸時代・ワイン造りは戦前から続いている。
DJブースがあって音楽が流れていたり、ピザ、サンドイッチ、コーヒー、音楽、ワインとなかなかカオスな空間。更に塩分補給にと、女将がキュウリの漬物(薄、濃、味噌の3種)をご用意。

マルサン葡萄酒ででたキュウリの漬物

「原茂ワイン」
築130年の母屋を改装したワインショップ。
何回来てもここのブドウ畑は美しい。

原茂ワイン
ここでタイムアップ。
薄暮の中、ブドウ畑を後にした。

次回開催地は甲斐市。
初夏の富士山を仰ぐワイナリーの地へ。
6/3(土)開催。

yamanashiwinne.com

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この記事を書いた人

tiimo

40半ばのヲッサン。
夏は40℃以上、冬は雪と風が舞う盆地での生活をつづります。
地元系グラフィックデザイナー。自称甲州ワインエヴァンジェリスト。
2018年整理収納アドバイザー1級を取得。