盆地の風景:「自分らしく 生きる」ヨシダナギ氏 講演会レポート

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9月10日に公益社団法人日本青年会議所関東地区山梨ブロック協議会第46階山梨ブロック大会が都留市・都留文科大学にて開かれた。入場無料の地域活性化イベントだ。
いくつかある講演の中にヨシダナギ氏講演会があったので参加した。

ヨシダナギ氏 講演会

ヨシダナギ氏とは

1986年生まれ。フォトグラファー。独学で写真を学び、2009年より単身アフリカへ。
アフリカをはじめとする世界中の少数民族を撮影、発表。
その唯一無二の色彩と生き方が評価されTVや雑誌などメディアに多数出演。

講演時間は12時30分から1時50分。直前に行ったらほぼ満席。150人以上はいたと見られる。
面々を見ると若い人だけでなく、地元のいろんな世代の方々が多かった印象。
お偉いさんの挨拶が終わり、スピーカー登場。
一人で全部を語るのは慣れていないので、マネジメントをしている方との対談形式で開始。

生い立ちと&フォトグラファーになる前の活動の話

今の仕事を始めるきっかけとなる出来事は5歳の時にTVでみたマサイ族の文化交流の番組。
いつかアフリカ人になれると思うがなれない現実を知る→なれないならいつか行く→中1で学校へ行かなくなる→引きこもり→
ネットにハマる→グラビアアイドル(雑誌の後を飾る)→売れないのでイラストレーターになる→海外(アフリカ)へ

ヨシダナギ氏 講演会 過去のイラストヨシダナギ氏 講演会 過去のイラスト

アイドルしていたり、イラスト描いたりとなかなかの黒歴史な話が続く。
イラストは国内より海外からの評価が高かった模様。某有名海外映画配給会社からのオファーもあったそう。

撮影話

ヨシダナギ氏によるスリ族の撮影秘話ヨシダナギ氏によるスリ族の撮影秘話

スリ族

その場で生えている植物を身にまとう文化。結婚式や、テンション高い時に着飾る。季節によって植物・ボディペイントが違う。
流行もあるようで、今の流行はドット柄。

アファール族

ヨシダナギ氏によるアファール族の撮影秘話ヨシダナギ氏によるアファール族の撮影秘話
天然のアフロヘア族。現在はほとんどいない。都内でちょんまげを探すくらいの確率だそう。
減ってしまったかの理由に髪が長いとゲイと間違えられるためでほとんどが短髪。

この時に撮影交渉の話がでた。まず長老の所へ行き長老が喜ぶお土産をわたす。この辺の感覚は世界共通。

ヒンバ族

ヨシダナギ氏によるヒンバ族の撮影秘話ヨシダナギ氏によるヒンバ族の撮影秘話
赤土とバターを混ぜた化粧をしている。日焼け止めと虫除けになるそう。

エナウェレバ族

ヨシダナギ氏によるエナウェレバ族の撮影秘話
1970年代に初めて存在が確認された希少な民族。930人。ユネスコ無形遺産。神様の信仰はなく精霊信仰。
毎日儀式をすることが生活スタイル。前髪のヘアスタイルは一族の特徴。

お題「自分らしく 生きる」ことについて

考えすぎない。海外からみた日本人の多くは細かく設定しすぎると感じる。ゆるやかに夢を負う事も必要。

少し時間オーバーしてしまったが、それすら気づかない有意義な講演だった。
印象に残ったのは「渡航する前に遺書を置いていく」こと。穏やかな人だったが「覚悟」を内に秘めていた。

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この記事を書いた人

tiimo

40半ばのヲッサン。
夏は40℃以上、冬は雪と風が舞う盆地での生活をつづります。
地元系グラフィックデザイナー。自称甲州ワインエヴァンジェリスト。
2018年整理収納アドバイザー1級を取得。