毎年のことながら年末は忙しい。
激務を乗り切るために鋭気を養うためにどこか遠くへ行きたいなとふと思う。
唐突に思いついたので誰も誘わずwww
友人もいない、家族もいないふらりボッチの旅。
目的地は北杜市・小淵沢。
観光地として有名な山梨・北杜市にある町だが、ワイナリー、ブルワリー、酒蔵と実はかなり充実している町だ。
どんなプチ旅をしたかレポートしたい。
小淵沢駅到着
最近リニューアルした小淵沢駅。
以前のコンクリートオンボロ駅から小洒落た駅にリニューアル。
シャトルバスでリゾナーレ八ヶ岳へ。
短い時間ではあったが丁寧な案内と観光の紹介をされつつ目的地へ進む。
リゾナーレ八ヶ岳・ブックス&カフェ内にある八ヶ岳ワインハウス
山梨県と長野県のワイン24種類を25mlから楽しめる。
(値段は各々違う)
自動試飲機からの提供なので敷居は低い。
営業時間は10:00 AM~10:00 PM(L.O.9:30 PM)
カードをもらい、自分で注ぐスタイル。
飲み終えた後に支払いをする。
気に入ったワインはその場で購入可能。
※ドメーヌ・ミエ・イケノのみ宿泊者限定
八ヶ岳ワインハウスでのテイスティング方法
①レジカウンターでスタッフよりテイスティングカードを受け取る
②▲のある面を上にして挿入口にしっかり入れる
③カードを差し込んだまま、上部にあるグラスを取り、飲みたいワインの注ぎ口にグラスを当てる
④好きな量のマークを長めに押すとワインが注がれる
⑤挿入口からカードを抜き、ワインを楽しむ
近くに畑のあるドメーヌ・ミエ・イケノも3種類試飲できた。
月香2022 / ドメーヌ・ミエ・イケノ
シャルドネ種。
洋梨、ゆず、ハチミツなどのフルーティな香り。
樽感、揮発した香り。アルコール感高い。
25cc 700円(税込)
prive2019 / ドメーヌ・ミエ・イケノ
ライトボディ。花の香り。酸弱い。
タンニン弱い、後味にうっすらと木の枝
チーズとよくあってた。
軽いメルローみたいな感じ。
25cc 420円(税込)
メルロー2021 / ドメーヌ・ミエ・イケノ
強いカシスの香り。酸高い。
ミディアムボディ。
アルコール感。
25cc 600円(税込)
ドメーヌ・ミエ・イケノの試飲ワインと合わせたつまみ
あてはカマンベールチーズと豚肉のコンフィ。
割とボリューミーでおいしかった。オススメ。
フードは先払いで550円(税込)
有料試飲だが、なかなかボトルでは手に入れることはできないので味を確認できて嬉しい。
他にもマニアが喜びそうなワインが勢揃い。
おまけ・ピーマン通りの12,000本のワインツリー(昼間)
おまけ・ピーマン通りの12,000本のワインツリー(夜間)
※2023年12月25日迄
リゾナーレを離れ、徒歩で道の駅こぶちざわへ。
同施設内にあるうちゅうブルーイングタップルームを目指す。
うちゅうブルーイングタップルーム途中にある山梨県乗馬競技場。
夏が涼しい小淵沢では昔から馬の飼育が盛ん。
戦国時代に武田信玄が軍用道路として使用した棒道も一部現存している。
白樺の林を抜ける。
フランス・バルビゾン村みたいだ。
徒歩20分弱で到着した。
うちゅうブルーイング タップルーム
昨年オープンしたうちゅうビールが飲める場所。
コロナ禍だったり、定休日だったりといろいろあってようやく来れた。
オープンエアなテーブルもあるので家族連れでもバッチリ。
飲めるビールは定期的に変わる。
うちゅうブルーイング タップルームの施設内
持ち帰り用で販売している冷蔵庫内
宇宙Relax
DDH SESSION IPA、低アルコールなセッションヘイジーIPA。
オレンジ、グレープフルーツ、ライム、パイナップルな感じ。
軽口でかなり飲みやすいフルーティなにごりビール。
ADV.4.5% 300ml 900円(税込)
GEISHA
ブルーベリー、ストロベリー、ラズベリー、ブラックベリー、サクランボ、イチゴをふんだん(約1t)にぶちこんだスムースなサワーエール。
トマトジュースみたいな粘性。
女子人気高いのもうなずける。
ADV.5.0% 300ml 1,350円(税込)
ビールには肉! 合わせて宇中華まんもオーダー。
豚肉がぎっちぎちに詰まった肉まん。
400円(税込)
接客態度は好印象。また来たい場所。
ちなみにタップルームは1・2月はお休み、3月再開とのこと。
途中でたちよった温泉施設「延命の湯」
うちゅうブルーイング タップルームの目と鼻の先に温泉施設がある。
朝から飲み続けてだいぶ酔っ払ったのでしばし休憩。
高濃度のミネラル成分を含んだ温泉。
小淵沢 Booshino
帰りの電車の時間までに少し時間が空いたので駅前にできたワインバーに立ち寄る。
オープン直後からワイン友から聞いていてすこぶる評判がよかったので、パトロールwww
開店時間16:00から。特急利用者にとっては嬉しい。
店主が買い付けた海外ワインと山梨・長野ワインのラインナップ。
不思議な店名だったので、由来を聞いてみたら店主が以前の会社の独身寮で開いた部屋での飲み会からだそう。
何十年か越しに酒場が現実となった。
シャルドネ2020 / シティファーム
委託していた時のヴィンテージ。
甲州のような青さを感じた。アルコール感は高い。
現在は自社醸造。
1,000円(税込)
自家製の鶏ハム / レモン
マジョラムを挟んである。
アクセントにほおずき。
600円(税込)
アメリカ・オレゴンのピノ2021
ホコリ、木の枝の香り、あんずの香り
しっかりとした果実味。
1,300円(税込)
終着駅・ワインバーオアシス
日帰り旅の終着駅は甲府にあるワインバー・オアシスにて。
ちょうど発売されたばかりのドメーヌオヤマダのワインをグラスでいただいた。
祝2021 / ドメーヌ・オヤマダ
泡のせいかかなりドライに仕上がっていた。
後にパイナップルが追いかけてくる。
洗馬 赤2021 / ドメーヌ・オヤマダ
アルコール感高い。
ヨーグルトっぽい感じがした。
後味タンニン。
ボッチで行く北杜・小淵沢での酒の旅のまとめ
朝から晩まで酒浸りwww
これだけ充実した時間は久しくなく、マイペースで動けたのが楽しかった。
グループで行くとなると(車をだしてもらえると)、サントリー白州蒸留所、山梨銘醸、谷櫻酒造にもいけるので、もっと楽しい旅になるだろう。
次回はコンプリートしたいものだ。
※2024年1月現在 個人の感想