八ヶ岳界隈は数多くのカフェがある。雑誌のcafe特集やwebで知ることも多いが、どれもみんな良さげに見えて目移りしてしまう。その中でも是非出かけて欲しいカフェが「NICE TIME CAFE_oigamori」だ。時間を忘れてしまう北欧映画的な雰囲気を持っていて、窓からみえる風景とメニューがうまくマッチしているカフェだ。
NICE TIME CAFEって?
エントランス。待合用椅子もシャレオツ。
2016年オープン。元々は東京・下高井戸にあったカフェだが、山梨・富士川町を経て現在の北杜市長坂にオープンした。地元民でも少し分かりづらい場所だが、道路沿いに小さな看板ができたので初めて寄る人や県外者にも行きやすくなった。
NICE TIME CAFEのメニュー
3~4種類のフードとドリンク、オーガニックな素材も使ったデザートメニューがある。フードはランチタイム関係なしにいつでもオーダーできるのが魅力だ。ちなみにフードとドリンクを注文すると50円引きになる。いくつか食べたので紹介したい。
※写真は過去のものも含む
ドライカレー 950円(税込)
10種類のスパイス&コクのある味わい。旨辛なメニュー。県産野菜を中心にアクセントのパクチーがおいしい。カリッと揚げたナンもgood,
ゴーヤとキノコのタイ風そぼろかけご飯(900円 税込)
追加でサラダかスープもつけることもできる。写真はめちゃくちゃに濃いポタージュ。うまい。
他にもエビオムライス(900円 税込)、豚バラ肉、干し椎茸、卵をスパイスと一緒に甘辛く煮たポークライスであるルーロー飯 900円(税込)のメニューがあり。
カラメルバナナ&木の実バウンドケーキ 400円 1/2サイズ 220円(いずれも税込)
ルイボスジャンジャンブルビオ ホット / アイス 各550円(税込)
手作りのデザートも秀逸だ。1/2サイズも選ぶことができるので、仲間内でシェアしてもよい。
※写真は1/2サイズ
ドリンクは20種類前後、フレンチプレスしたコーヒーからチャイ、ビオティーな飲み物が中心。それぞれホット / アイスを選択できる。ポットで出されるので温かさもキープしつつ数杯飲むことができる。
カレーに合わせてハートランドビールや無添加ノンアルコールビールもある。
NICE TIME CAFEのインテリア
高い天井と墨色の壁が特徴的なインテリア。秋から冬には店内にあるストーブが室内を暖める。ゆっくり時間を過ごすための雑誌や本も置いてある。子ども向けの絵本も用意されている。
テーブル席より。厨房が見える。
テーブル席より。その2。ピクチャーウインドウがあらゆるところに。
雨で薄暗い室内をランプの暖色が部屋に落ち着きを演出してくれる。
お一人様向けの席。日差しが柔らかいので熟考に最適だ。ロングライフデザインな学校椅子。
入り口付近の4名ほど坐れるテーブル席。
おまけ 富士川町時代のNICE TIME CAFE
八ヶ岳南麓に店を構えるまえに山梨・富士川町「anuttara」内に店舗があった。その時からコンセプトは変わらず、今でも当時の家具は使われている。
家屋をリノベーションした建物。
経年変化が楽しめるテーブル群。
壁面一杯の巨大な本棚。
NICE TIME CAFEのまとめ
独りで調理・接客をしているため、時間は多少かかるが、オーナーの人柄がよいので近所に所用がある帰り道によく立ち寄っている。出かける時はなぜか毎回雨なのだが、それがよい空気感を醸している。季節毎に移り変わる窓から見える風景もこのカフェの魅力のひとつだ。
※2018年9月現在
NICE TIME CAFE_oigamoriのインフォメーション
駐車場:あり(9台)
席数:14席
050-1401-2677
11:30~20:00(土~水) 11:30~18:00(木)
定休日:金曜日(他 臨時休業あり)
現金のみ・カード払い不可
北杜市長坂町大井ケ森34-2