「evam eva」ってなに?
昭和20年創業。
山梨・中央市にある「近藤ニット」が2000年に立ちあげた上質な天然素材を使って、大人の女性のためのアパレルブランド。
色はアースカラーがベース。
肌さわりがよく、ゆったり目なシルエットが中心のラインナップで40代からの婦人たちを中心に長く愛されている。
全国各地に直営店があるが、地元・山梨には存在しておらず(販売店はいくつかあり)、山梨県民には認知度が低かった。
それを解決すべく「evam eva」はショップ兼レストラン & ギャラリーをオープンさせた。
色…ショップ
味…レストラン
形…ギャラリー
着ることから始まり、食べること、暮らすことまでの日々を彩るものを形づけたお店だ。
オープン当初の剣幕も少し落ち着いたと思い、家族の誕生日だったこともあって、この機会に出かけてみた。その様子をレポートしたい。
森の中をひらすら車で走らせる。山梨はどうして道案内の目印がないお店の多いことか。w
不安になりつつも、視線はガラス越しに映える葉の色づき。季節はちょうど夏から秋への変わり目。ブルーからイエローの緑へ。
evam eva yamanashiの入口
駐車場。P1からP3まである。だいぶ余裕が持たれた駐車場。
これなら県外からの来訪も安心だ。
駐車場を抜けて緩やかな段差を抜けると…。
門が登場。
古民家をリノベーションした模様。和の雰囲気と周りの風景がタップリ。
字間と余白が美しい店名の入った看板。
門をくぐると遊歩道。鳥の音を聞きながら進む。
建物は3つ。レストラン、ショップ、ギャラリーに分かれている。
SHOP:「色」
リネンやウールを中心とした「evam eva」の衣料品が揃っている。
婦人服がメインだが、財布などの小物販売も。
実際にウールの靴下を使用しているが、とても暖かくて重宝している。ここで待ち時間や食後の散歩を過ごすのも面白い。
漆喰の外観が美しい。
ピクチャーウインドウのある店内。
オリジナルの香水や牛革製の財布やペンケースも販売。
レストラン:「味」
予約してあったのですんなり入店。
待合室もある。
反対側にオリジナルグッズも。
客席へ通される。おちついた空間。ここまでそろったYチェアも珍しい。
お品書き。といってもフードメニューはこれだけ。
メニューは旬の食材に合わせて毎月変わる。
お品書きは一点のみ。2,500円(税別)
目の前には竹林。
布製のおしぼり。使い捨てではないのは好感が持てる。
ドリンクメニューの一覧。山梨ワインが中心。
他のアルコールは日本酒も。
夏季限定のメニュー。山梨県産の果物をつかったデザート。
実食
食べる前に喉を潤す。リンゴとブドウのドリンク。各540円(税込)
うすはりグラスを使っているので口当たりがよい。
色彩豊かな定食。
接写。味付けも程よい感じでおいしい。
お品書き
夏野菜と海老のジュレ
新さつま芋のレモン煮
翡翠茄子の薬味和え
旬の果物のチーズ白和え
牛蒡(ごぼう)の梅胡麻ソース
八ヶ岳湧水サーモンの香味ソースがけ
ローストビーフ バルサミコソース
ごはん
汁物
香の物
食べ終わったら甘味も登場。レモンとライムの寒天と冷たいお茶。
記念日なのでさらにオペラ & フルーツのデザートも追加。594円(税込)
トイレ
メンズライクなデザインのトイレだが男女兼用。
ギャラリー:「形」
敷地内にギャラリー「形」もあり、なかを覗くと写真展「 山内悠個展 雲の上に住むひと」が開かれていた。2018年9月3日(月)までの開催。※現在は終了
山内 悠氏が富士山須走口7合目太陽館から撮影した美しい山の写真のたたずまいの数々。
金・土・日・祝日のみ営業とあってレストランと営業日が違うので注意したい。
evam eva yamanashiのまとめ
アパレル関係に就職希望者なら絶対に足を運んでいただきたい場所。
ショップ、ギャラリー、レストランの個々の質の高さもさることながら、「evameva」の目指している世界観を肌で感じることができた。
落ち着いた空間なので成人向けだが、小学生以上の家族をお持ちなら是非足を運んで欲しい。
※2018年8月現在 個人の感想
evam eva yamanashiのインフォメーション
営業時間:11:30~21:30 火曜日の夜は休業
定休日:水曜日
住 所:山梨県中央市関原885