
奥に映るのは初代リカちゃん、手前のリカちゃんは現行バージョンである4代目
2018年で50周年を迎えるリカちゃん人形の展示が笛吹市にある山梨県立博物館で開かれたのでさっそくでかけてみた。
初日が7月14日なのでまだまだ劇混みというわけではないが、夏休みに入ると混雑が予想される。
それくらい良い企画だったので紹介したい。。
リカちゃんの紹介
今更だが、みんなが知っていそうで知らないリカちゃんのプロフィール。
名 前:香山リカ
年 齢:11歳
誕生日:5月3日(おうし座)
血液型:O型
身 長:142cm
体 重:34kg
性 格:明るくてちょっぴりあわてんぼう
趣 味:歌うこと、おかしづくり、イラストを描くこと
好き色 白とピンク
好き花:赤いバラ
リカちゃんファミリーはパパ、ママ、洋子おばあちゃん、妹のミキちゃん、マキちゃん、げんくん、みくちゃん、ペットのレモンちゃん、プリンちゃん、ライムくんの大所帯だ。
りかちゃん展 会場の様子

会場エントランス。水庭が美しい。

受付付近、等身大のリカちゃんと写真撮影ポイントあり。
リカちゃん展のみどころ
会長は5部構成。誕生時の開発ノートなど貴重な資料の紹介や年代によっていろんなファションに身につけたリカちゃんたちが勢ぞろい。およそ1,000体以上はあった。一部以外は撮影禁止だったので、みてきた感想をつづる。
1967~1971
日本の少女たちのためにつくられた初代リカちゃん。女の子の手のひらにおさまるザイズで登場。
まつ毛は上向き、おでこが広く、はっきりとした顔立ち。すこし曲がった鼻と優しいミカン色の唇が特徴。
リカちゃんカー「レディーセブン」ももちろん展示。
19872~1981
2代目は足元にマグネットがつき、立つことができるのが特徴。
初代に比べて鼻は高く。当時、関連グッズ「白い白い家具シリーズ」やラーメン屋が人気だった。
1982~1986
イヤリングがつけられるようになった3代目。リカちゃんをお世話するハウスは大きくなり、サンリオやマクドナルドなど実際にあった店舗シリーズ、ステップワゴンなどが登場。
1987~
現在。子どもたちに遊ばれているリカちゃん。タレ目になり、小さな鼻、丸い顔ととがった顎でだいぶ今風に変化。現代っ子の体型に合わせて身長も若干大きくなった模様。
写真撮影可能エリア! 50周年お祝いコラボリカちゃん

有名人や芸能人、各企業とのコラボなどさまざまなリカちゃんが展示されていた。撮影可能エリアだったのでひとつづつ紹介する。
「リカちゃん展」各企業、タレントコラボ編

ピエール・エルメ・パリ × リカちゃん

ヨウマン 森と星の幻想曲 × リカちゃん

浅田真央 × リカちゃん

アリアナ・グランデ(デンジャラス・ウーマンver) × リカちゃん

市川美織(NMB48) × リカちゃん

一竹工房 & 宇山あゆみ(昭和の人形作家) × リカちゃん

北原照久(横浜ブリキのおもちゃ博物館館長) & 花王(ASIENCE)× リカちゃん

くまモン × リカちゃん

GODIVA × リカちゃん

さがほのか(いちごの品種) × リカちゃん

佐藤安太(リカちゃんの生みの親) × リカちゃん

資生堂dプログラム × リカちゃん

シュタイフ(世界最古のぬいぐるみブランド) × リカちゃん

タケヤマ・ノリヤ(イラストレーター) × リカちゃん

でんぱ組.inc × リカちゃん

ハローキティだいすき リカちゃん × リカちゃん

本多淑人(衣装デザイナー) × リカちゃん

牧美也子(漫画家 夫は松本零士) × リカちゃん

明星チャルメラ × リカちゃん

メディコム・トイ × リカちゃん

MOMOLITA × リカちゃん

リカちゃんキャッスル × リカちゃん

ROOTOTE × リカちゃん
ファッションブランド編

コムサフィユ × リカちゃん

ワープアンドウーフ× リカちゃん

ルネ× リカちゃん

ルーミィーズ× リカちゃん

LANVIN en Bleu× リカちゃん

Yoshie Inaba× リカちゃん

ミューズ リファインドクローズ× リカちゃん

マダムジョコンダ× リカちゃん

プロポーションボディドレッシング × リカちゃん

Pridia × リカちゃん

23区 × リカちゃん

ダックス × リカちゃん

スープ × リカちゃん

スーナウーナ × リカちゃん

JUNKO SHIMADA × リカちゃん

グレースコンチネタル × リカちゃん

クードシャンス × リカちゃん

オフオン × リカちゃん

エル × リカちゃん

エニィスィス × リカちゃん

AGバイアクアガール

インデックス × リカちゃん

ANTIPAST × リカちゃん

アンタイトル サロン × リカちゃん

ICB × リカちゃん
リカちゃんハウス




山梨会場オリジナル 木花開耶姫(このはなさくや)バージョンリカちゃん

日本神話に登場する女神である。ちなみに富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)で木花咲耶姫が祭神とされている。
スワロフスキー コラボリカちゃん


特別展示 文化服飾学院による未来の” Kawaii”コンテスト作品
150を超える学生の応募の中から選ばれた作品群。






同時開催 シンボル展 「時代を語る玩具たち」
昔なつかし昭和のおもちゃ群が展示。アトムのブリキのおもちゃからファミコンまで、希少価値の高いおもちゃがズラリ。こちらは50代に人気の展示だった。
リカちゃん展で販売されたリカちゃんグッズの数々
展示を堪能した後、会場を出ると今回の図録やリカちゃん人形本体や、身につける衣装、グッズなど多種多様に販売されていてお金が吸い取られるエリア。





リカちゃん展 お楽しみコーナー
パッケージ風に撮影できるエリアと記念プリクラが設置。
プリクラはデータウンロード付き1枚 600円(税込)


リカちゃんになれる顔マスクも配置されていた。
まとめ
きちんと見ると2時間でも足りないくらいのボリュームだった。ヲッサンなのであまり馴染みないリカちゃん展だったが、リカちゃんの歴史や当時の住宅事情を初めとする時代背景など俯瞰した展示となっているのでリアルタイムで知らない子どもたちや、男性でも楽しめる企画となっている。圧巻するのはリカちゃんの数! これでもかっていうくらいファッションもあわせて楽しめる。ファッション・建築系の学生は必見だ。
2018年7月14日(土)~2018年9月3日(月)
毎週火曜日休館 ※8月14日は開館
9:00~17:00(入館は16:30まで)
一般500円、大学生250円
高校生以下、県内在住の65歳以上の方、障害者の方(及その介護をされる方)は無料
※2018年7月現在