地元民にとって利用する機会はほぼゼローの地元の宿。
住んでいるからわざわざ泊まる必要がないので当たり前といえば当たり前…。
ふとした疑問を抱く。
地元民にとって住んでいる土地の宿ってどれだけの人が知ってるのだろう?
知らないより知っておいたほうが県外者のお友だちにより深い紹介ができるのでは?
このモヤモヤを解消すべくタイミングよく、イベント関連で地元施設に泊まる機会を得た。
古民家をリノベーションしたホステル「SARUYA」の魅力を写真とともに紹介したい。
「SARUYA」ってどんなホステル?
富士吉田地域の活動を通じて空き家をリノベーション。2015年7月にスタート。
滞在型アート活動、ワーケーションや新たな休暇の提案をしている。
ホステル「SARUYA」の外観
白くペイントされた建物が富士山ブルーとよく似合う。
一見洋風に見えるが、所々に和のテイストを散りばめている。
ホステル「SARUYA」本館の内観
ホステル「SARUYA」のフロント & 宿泊者専用のキッチン
利用はしなかったものの、別料金で豆乳とフルーツグラノーラの朝食をつけることができる。
ホステル「SARUYA」のライブラリーとサロン
ホステル「SARUYA」のライブラリーとサロンの動画
イメージがわかりやすくなるよう動画撮影してみた。
ホステル「SARUYA」の本館トイレと洗面台など
建物自体自体はリノべだが、設備は新しく透きとおるくらいの清潔感が嬉しい。
ホステル「SARUYA」本館のツインルームなど
他にも天井から床まで仕切られたドミトリー(相部屋)ルームもあり。
ホステル「SARUYA」のアネックス(別館)
フロントで受付を済ませて裏口を通って、寝る部屋がある別館までと向かう。
夜バーション
ホステル「SARUYA」アネックスの部屋
6畳程度の個室。ちなみに5号室だった。
モノが少なくて視座が低いので、実際の床面積より広く感じる。
アルコールスプレー、耳栓が置いてあった。
布団カバーと洗面に使うタオル類は地元のリネンメーカーテンジンファクトリーの「ALDIN」を使っていた。
麻100%。
作るときに使う水が柔らかいので、柔らかくさっぱりな肌触りに仕上がるとのこと。
夜バーション
夜はだいぶ寒かったので毛布を追加でかけた。
東京都内の気温と比較すると4℃くらい低い。
夏は涼しそうだ。
ホステル「SARUYA」アネックスの洗面所
別館入ると、洗面所とシャワールームが目の前に飛び込んでくる。
木製インテリアとともに観葉植物がうまく調和した空間だ。
夜バージョン
ホステル「SARUYA」アネックスのシャワールーム
共同使用。
シャワールームのみだが、家族利用も可能なくらい中は広い。
ホステル「SARUYA」アネックスの2階
誰もまだチェックインしていなかったので撮影。
ホステル「SARUYA」のまとめ
同じ県内に住む地元民だし、身内も住んでいるし、泊まることはないかなーと思っていた。
実際に出かけないとわからないことが多かった宿「SARUYA」。
センスの良さでまとめあげられたデザイン空間。
マネしたいアイディアが盛りだくさん。
毎日をこんな空間で暮らしたい。
涼しい気候が売りの夏にもまたリピートしたいホステルだ。
ホステル「SARUYA」のインフォメーション
月光寺駅、下吉田駅から徒歩10分程度 無料Wi-Fiあり 無料駐車場(2台)あり
料金:1泊1人 4,680円〜
C・I:午後4〜9時
C・O:午前8〜10時
住所:山梨県富士吉田市下吉田3-6-26
おまけ:レトロな月光寺商店街
所用までに時間があったので、SARUYAから徒歩数分の昭和30~40年代に織物産業で栄えた名残が今でも続く商店街界隈を歩いた。
富士吉田の街並みは昔ながらの風情を残しているものが多く、映画でも使われている。
ウッチャンナンチャンのウッチャンこと内村光良監督の映画「ピーナッツ」のロケ地に使われた。
また、フジファブリックのVoの故志村正彦氏がよく食べていた大根スパゲッティのある洋食屋「M2」も健在だ。
カフェ月光
月光ブレンド 550円(税込)
安納芋のチーズケーキ 530円(税込)
無農薬栽培の珈琲豆を使ったコーヒーがまろやかで美味しかった。
富士吉田市に流れる富士山の伏流水も関係しているかもしれない。
なんだかぶっとんだ本屋
レトロチックな看板の本屋
中をのぞいてみると本以外におもちゃや雑貨が売られていた。
昔ながらの形態。
※2020年12月現在 個人の感想