先日都内にでかけた時、帰りが大分遅くなることが予想できたので、新宿駅南口から徒歩約4分の立地にあるカプセルホテル「安心お宿 新宿店」の予約をとっておいた。
一昨年、台風被害で交通機関が不通になり、地元に帰れなかったときに利用した事がきっかけとなったカプセルホテル。2回目ともあってリラックスして利用することができたので、その詳細をレポートしたい。
※男性専用のカプセルホテルのため、女性は利用できないことを追記しておく。
「安心お宿」ってどんなカプセルホテル?
○駅から徒歩240秒圏内
○清潔 & ラグジュアリーな館内
○人工温泉でリフレッシュ
○充実の無料サービス
とワンランク上の進化形カプセルホテルだ。
テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のカプセルホテル特集で1位を獲得したホテルでもある。
立地には新宿、新橋汐留、新橋、荻窪、秋葉原などがある。今回は新宿店を利用。
今回利用した安心お宿 新宿店の宿泊プラン
エグゼクティブプラン 5,480円(税込)
チェックインは15時~24時 チェックアウトは昼12時まで
安心お宿 新宿店の写真レポート<フロント編>
両替機
外国人旅行者のために簡易両替機が設置されている。
スリッパ入れ
抗菌済み。サイズ展開はなく、ひとつだけの模様。
館内着
受付をすませる。今回は事前予約していたのでやりとりはスムーズ。支払後(現金、カード支払い可)、室内着を取り(セルフサービス)、奥のロッカールームへ移動。
各種販売アイテム
途中、カップ麺など男性向けのものが常備。
無料おつまみコーナー
また、無料サービスの数々もあってカリカリ梅、はちみつ梅干、塩昆布、フルーツ酢、ぐり茶、らっきょうなど疲れた身体に優しいものが取りそろっている。
ロッカールーム
室内着に着替える。室内着はサラサラしていて気持ちいい。自宅でも使いたいくらいのクオリティだ。ロッカーはかなり狭くて残念だが小さめのリックや鞄などは余裕。大きい荷物は上段のロッカーにも追加で無料使用できる。
安心お宿 新宿店の写真レポート<共有エリア編>
新宿の湯
階段を昇って2Fへ。20人程度入れる浴槽があったが、ほとんどがシャワーのみの量だった。ミストサウナもみつけた。
身だしなみグッズコーナー
無料で使えるズボンプレッサーや血圧計など。
ひと風呂浴びた後に3Fへ移動。
フリードリンクコーコーナー
カルピス、コーヒー、コーラなどの清涼飲料水が自由に飲める。
一服コーナー
今や絶滅危惧種。数人程度のスペース。
味噌汁マシーン
日替わりで味付けが変わる味噌汁やビールの用意もあった。(ビールは有料)
リラックスエリア
他にもソファ席あり。Wi-Fiも通っているため、PCを持ち込んで仕事らしき事をしている人もいた。だいたいの人が大型液晶TVでくつろいでいた。奥にはマッサージチェアもあった。
壁面本棚
マンガで埋め尽くされていた。人気作が多い印象。読み直しに丁度良いセレクト。
無料朝食のパンやおにぎり
翌日の朝食時にパンが置かれていた。ひとりあたり2個まで無料サービス。デザートパンから食事パン、おにぎりが用意されている。
洗面所エリア
軽く弧を描いたインテリアとなっている。定期的に掃除をしているようだ。
フリーアメニティコーナー
歯磨きセット、ひげそり、ヘアブラシ、整髪料、マウスウオッシュなど翌日仕事があるリーマンに嬉しいグッズが盛りだくさん。歯間ブラシまであったのは驚いた。
安心お宿 新宿店の写真レポート<カプセルエリア編>
就寝エリア入口
受付で手渡されたバンドキーをかざすとドアノ施錠が開く電子ロック式を採用。これならリスクも最小限だ。
カプセルエリア内部
遅い時間帯だったのでみんなスヤスヤ。テクノな雰囲気が新宿らしいが実際はとても静か。
マイカプセル
寝床は上段と下段があるが、下段をお勧めしたい。理由はトイレに行くときに楽にでることができるからだ。
布団はシモンズ社。大分厚みがあってソフトな寝心地。のび太くんばりに眠りに就く。
カプセル室内
コンセントやミネラルウオーター、使い捨ての耳せん、iPhoneなどに使うライトニングケーブル&充電機が完備されていた。カプセルといえども至れり尽くせり。ここでもWi-Fiがつながる。
寝転ぶと視界はこんな感じ。
高性能空気清浄機
カプセル毎に設置。花粉症の時期には助かるアイテム。そういえばカプセルホテルにありがちなヲッサン臭は全く感じられず。
ハンガー
おそらく厳冬用にカーディガンを着る人向けと思われる。
自分は出入り口に置き、タオルを掛けて外の光を抑えることに使っている。
19インチの液晶TV
セクシービデオも気になるところだが今回は使わず。ヘッドフォンがあるので、音は気にならない配慮がされている。
安心お宿 新宿店の写真レポートのまとめ
ここでカプセルホテルについて考えた事をまとめてみる。
カプセルホテルのメリット
2,000円~6,000円台の価格設定(店舗・立地による)
予約なしでもいつでも入店(繁忙期はこの限りではない)
横になれるパーソナルスペースと最低限の安心・安全
カプセルホテルのデメリット
他人のいびきなどの音が気になって眠れない
狭い事が苦痛に感じる(個人差あり)
カプセル外がまぶしい
なのだが、今回の安心お宿はタイミングもあったのかデメリットがほぼ感じられなかった。
カプセルホテルというと臭い・汚い・危ないのイメージだったがここはそんな雰囲気は全くなく、快適に過ごすことができた。今後も都内で宿泊する際は積極的に利用していきたい。
https://www.anshin-oyado.jp
※2019年3月現在 個人の感想