2022年の初めということもあり、カツで人生に活力と喝を入れたいもの。
ワイン仲間にお誘いを受け、少人数かつ昼間からの山梨ワインととんかつを楽しむ会に参加してきた。
その様子をレポートしたい。
「とんかつ青柳」ってどんなお店?
創業52年。
以前は甲府市塩部3丁目にあったが甲府市飯田に移転。
現在地に移って15年目になる。
完全予約制。
コロナ禍になってからは午前・午後の一組のみに。
「とんかつ青柳」で食べた豚肉の創作ランチ
夜も営業しているがメンバーの都合もあり、今回はランチで楽しんだ。
相当な量が出されるので、腹ペコにしてからの来店が望ましい。
5,000円(一人あたり 税込)
丼ぶりサラダ
娘さんが育ている有機栽培の野菜「ビオファーム美土里」を贅沢に盛り付けた一品。
オーガニック野菜をたんまりと食べられるのは山梨ならでは。
一応子盛りも選べる。
味付けはされているが、好みに応じて酸味のあるドレッシング・塩ドレッシングの2種でいただく。
オードブル
トマトと一口カツ レモン添え、ココナツ合え、チーズフライ、黒にんにくが並ぶ。
酒のつまみに完璧だ。w
一口カツカレー
最初見た時は? だったが、食べてみるとまさにカツカレー。
グリーンカレーなスパイスが効いている。
「とんかつ青柳」のとんかつ定食
厚さ5cmなカツ2種登場。
欲張りには嬉しいボン・ロースとボンヒレのハーフをチョイス。(事前選択 4名から)
左上の味噌漬けのチーズと梅干しはワインのアテとして最初に出されていたもの。
ご飯の上の紙包みはお土産用のみかん。
ここで食べ方を教わる。
レタスにトンカツをのせ、さらに大根を乗せる。タバスコをたらしかぶりつくとまさにヘブン。
説明もされるが、忘れた時のために大きく説明書きが貼られている。
付け合わせの鰹節と合わせて食べた白米。
一粒一粒がくっきりしていて、甘みを感じるお米。おかわりも可能。
汁物は大量のシジミの赤出汁でとった味噌汁。
シジミの旨味があとを引く。
いくつかの自家製付け合わせ。クセもなくおいしい。
デザート
水出しコーヒー(ICE or HOT)か、デザートを選べるのでデザートをチョイス。
バニラアイスとゴルゴンゾーラを3層にサンドした上にリンゴの赤ワイン煮の付け合わせがついたバニラアイス。
とんかつ創作料理と合わせた日本ワイン
ワイン仲間の新年会ということもあり、4本持ち込みをさせてもらった。
持ち込み料は1本につき500円(税込)。なんて良心的!
持ち込んだワインは申し合わせもなくバラバラとなる。
毎回不思議に思う。
ルミエール オランジェ / ルミエール
しっかりとした果実味、酸が野菜に合っていた。
醸し甲州の泡。
2021年デキャンタブロンズ受賞ワイン。
KY21FY_SR88 / 共栄堂
発売されたばかりのホヤホヤワイン。山梨限定発売。
シャインマスカットベースでスッキリとした口あたりのワイン。
BOW! 2016 / ドメーヌオヤマダ
新年ということもあり、6年前のヴィンテージワインを持参。
ライチ、パイナップル感強く、酸が抜けて甘く変化していた。
メルロ&カベルネ・ソービニヨン 2017 / 奥野田ワイナリー
12カ月の樽熟成をしたミディアム〜フルボディの赤ワイン。
スミレやカシスの花系の香り。
後口に少しタンニン。時間とともにマイルドに。
トンカツの創作料理を楽しめる「とんかつ青柳」 店内外の様子
「とんかつ青柳」の魅力は創作料理だけではない。
店内に埋め尽くされた店主のつくったアートの数々。
色あせる事なく、店と共に時を刻んでいる。
店主の作品が並ぶ店内外
コンクリートでできた躯体にズラリと並ぶ店主のアート作品。
インテリア、エクステリア共に、ひとつひとつにこだわりを感じられる。
レトロでもない、アンティークでもない調和した世界。
アート感あふれるトイレ
極みつけはトイレだろう。
手作りのものや写真が飾られている。
トンカツの創作料理を楽しめる「とんかつ青柳」のまとめ
10年ぶりの来訪となったが、味は健在。
現在はランチ・ディナー共1日一組のみ。
高齢だがこのペースだとまだまだがんばれるとの事。
いつまでも続けていってほしいお店の一つだ。
おまけ
娘さんと一緒に帰省した愛犬のハナちゃん(10)
タイミングよくご対面。
とんかつ青柳のインフォメーション
営業時間:【ラ ン チ 】12:00~13:00入店後 15時頃まで
【ディナー】18:00~19:00入店後 22時頃まで
休 み:木曜定休
電話番号:055-224-4071
住 所:山梨県甲府市飯田5-17-32
駐車場あり / 全席禁煙 / 電子マネー & カード不可
※2022年1月現在 個人の感想