
テレワークが市民権を得てから久しくなったwithコロナ時代。
狭い部屋、家族の都合でワーキングする場所が追いやられているヲッサンとしては、気軽に読書や作業する場が欲しい。
独りになる時間帯も…。
そんな中、
「社会を豊かにする仕事」専門のブランディング会社「DEPOT(デポ)」と、こうふの街で創業100年以上の歴史を持つ書店「春光堂」がタッグを組んでつくった読書ラウンジTO-CHI(トーチ)が2022年7月に完成した。
TO-CHI(トーチ)とは、土地(tochi)と灯りを意味する「torch」から。
いろんな期待を抱えつつ、現場に出かけてきたのでレポートしたい。
ゆたかなギフト(物販スペース)


入口手前は「ゆたかなギフト」と称して物販スペースになっていて、地元のパンや、地元産の一味違う食品・商品などが飾られていた。(本格的な販売は8月下旬以降とのこと)

パンは南アルプス市にある山梨を伝えるパン屋「ルーブル」のもの。
読書スペース

床はじゅうたんになっており、足音がたたないように土足厳禁になっていた。
Wi-Fiやコンセントがあり、いつもよりゆったりした気持ちで仕事や読書に励むことができる。
ペレットストーブもあり、冬の寒さが厳しい盆地の冬も温かく過ごせるだろう。
また、読書スペースとショップ部分は特定の時間帯であればレンタルスペースとしても活用化。
オンライン配信の会場、読書会、イベントの開催が可能で、地方の「豊かさ」をはじめとした様々な知恵や文化を伝えることができる。
オススメ本コーナー

店舗隣には春光堂書店があり、本屋が選ぶオススメ本がジャンル別に配置。
ベストセラーから、絵本まで。購入も可能。
ドリンクコーナー

手前は地元のコーヒー屋で焙煎されたゲスト用のコーヒー。
奥は会員専用のミニ水場。

仕切られた空間は各会員がオススメの本を飾ったり、販売できるようにする予定とのこと。
読書ラウンジ & ショップ TO-CHI(トーチ)のまとめ

ここは地元の豊かさを考える「知の拠点」。
東京で知り得る知恵もあれば、地方ならではの知恵もある。
できて間もないことからまだまだベールに包まれた部分は多いが、読書人口を増やし、文化度を上げる活動に期待できる場所だ。
読書ラウンジ & ショップ TO-CHI(トーチ)のインフォメーション

営業時間:11:00〜18:00
休 み:毎週日曜日
住 所:山梨県甲府市中央1-4-4(春光堂書店の西隣)
※2022年7月現在 個人の感想