去る6月25日に甲府市にある「シャトー酒折ワイナリー」で傘かけ体験に参加してきた。
参加費は無料。昼食のワイン付き。(ドライバーはぶどうジュース)
持参するものはホッチキス、タオル、帽子、着替え、雨具と指定されていた。
栽培家の池川さんやワイナリーのスタッフと共に作業しながら栽培やワインの話をすることも楽しみのひとつだ。
傘かけとは?
ぶどうの実がつきはじめた時期に上質なぶどうに育てるため、葡萄の実ひとつひとつに傘をホッチキスで留める作業。
傘をさすことから傘かけと呼ばれている。
午前9時現地の緑色の大きなタンク前に集合。
早朝雨が降っていたが、現場に到着すると曇天になった。
受付を済ませた後、畑に移動。
簡単に説明を受ける。
かさをかけホッチキスで留める。
単純だが、とにかく数が多いので黙々と作業。
途中、水分補給タイムが入る。あわせて塩気のあるせんべいも補給される。
暑い夏場には嬉しい。
最初のシャルドネ種が終わり、シラー種へ続く。
曇天だったためか作業が捗る。
シラーが終わったところで午前中の作業終了。
昼食タイム
自己紹介をした後にフォーハーツカフェのお弁当を食べる。
参加者の大半が県外(東京・千葉・京都)からなので県産の食材を中心としたメニューだ。無農薬野菜、武川米、富士桜ポークだった。
少しボリュームがあったが体力も使ったのでペロリ。
自家製ピクルスや自家無農薬すもも(太陽)等があった。
ワインづくりの作業なのでやはりワインがでる。
去年、傘かけをした畑ので採れたぶどうを使ったワインだ。
今年のものは秋以降に出荷との事。楽しみだ。
食事も終わり、午後の作業へ。
最後の傘かけはマスカットベーリーAだ。茎が赤いのは初めて知った。
昼に飲んだワインがまだ抜けていなかった作業効率は多少落ちたもののどうにか終了。
今年は例年に比べると相当にはやく終わった模様。
最後にみんなで記念撮影をして解散。
体験してみると葡萄栽培はやはり体力がいる。
暑い夏の日以外にも風が強かったり、雨が降ったり、寒かったりと安定していない中、ぶどうを育てるのは本当に大変だと実感した。
こうやってワインに使われるぶどう育成に携われたのは貴重な体験だった。