自然派ワインで知られる「共栄堂」の新しいワインが6月にリリースされた。
なかなか入手困難で気がついたときには軒並み売り切れだったが、地元のワインバーでなんとか飲むことができた。どんなワインだったかをレポートしたい。
2020年の発売された記事はこちら↓
橙 K18bAK_ DD
白品種のブドウである「甲州」を果皮ごと発酵させて造られている。皮の色が色づくのでオレンジ色になる。
前のヴィンテージより甘みが強い。古酒みたいなニュアンス。旧四恩醸造をうんと尖らせた感じ。微発泡。
赤 K18bAK_CL
甲州2/3、マスカットベーリーAと巨峰1/3のブレンド。いちごジャムのように甘みが強いが、微発泡なのでちょうど良い。
テーブルワインとしておあつらえ向き。CL=クレーレ(明るい)の意味。
ロゼ K18bAK_Rz_99
ロゼワイン。甲州と巨峰とデラウェアのブレンド。他と比べて酸を高く感じた。
被災地限定販売。ほぼ盆地界隈では存在すら知られていなかった。販売自体は被災地限定だが、購入不可ではないため、つてをたどって飲むことができた。
2019年初夏に飲んだ共栄堂3種類のまとめ
時期は微妙にずれていたものの全3種類飲めたのは幸いだった。あまりワインを飲んだことない方でも飲みやすく感じるだろう。食事の邪魔をしない理想的なテーブルワイン。
版画家である「おさのなおこ」さんのエチケット(ラベル)も合わせて独自な雰囲気を醸し出していて、おススメしたい日本ワインのひとつだ。
共栄堂のワインの入手方法
地元スーパー「パークス」で入手可能。
橙と赤のみ南アルプス市にある「ベーカリールーブル」でも入手可能。
まだ数本ずつあるとのことなので、電話などで確認してから伺って欲しい。
※2019年6月現在 個人の感想