日本ワイン:立ち飲みワイン会

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9月20日、D&DEPARTMENT YAMANASHIで人気企画「立ち飲みワイン会」が開かれた。
今回のテーマは「山梨のワイン造り ~新しい動き~」
前回からすこし間が空いてしまったり、急な告知だったため最初はひっそりと開始。

D&DEPARTMENT山梨での立ち飲みワイン会
登場したワインは7種類。産地は山梨ながら土壌に違いがあり、それぞれに個性を持つワインたちだ。
受付で参加費1,500円を払い、ワインと合うプレートをもらう。2杯目以降は500円(各安!)。

D&DEPARTMENT山梨での立ち飲みワイン会にでたオードブル

1ドリンクがつくので最初の1杯は共栄堂の「K16AK_DD」を選ぶ。
品種は甲州。栽培地は山梨県山梨市牧丘町と甲州市勝沼町。
昨年、四恩醸造にいた醸造家小林剛氏が独立したワイナリー。
山梨の自然派を代表していたが、今や日本をも代表する新しいワインのスタイルを確立した。
テーブルワインでかなり飲みやすいので、新たなワインファンも拡大中。
共栄堂の「K16AK_DD」

2杯目は中央葡萄酒「キュベ三澤明野甲州」
品種は甲州。栽培地は山梨県北杜市明野町。甲州だけど垣根仕立てにより栽培。
海外からの評価が高い。糖度が出なかったり、発酵がうまくいかなかったりと、大変苦労されていたが80年代からの挑戦がようやく花開いた。
甲州種の数あるアプローチの中でのひとつの方向性。酸・厚みのバランスがほど良い。
中央葡萄酒「キュベ三澤明野甲州」

3杯目はマグヴィスワイナリー「Kシリーズ甲州 (K531)」
品種は甲州。栽培地は山梨県全域。
山梨県内の酒屋店によるプロデュース。(大月・長谷部酒店、甲府・リカーショップなかざわ、勝沼新田商店)
今年2017年にデビューしたワイナリー。
元半導体メーカーだけあってタンクの温度管理など機材がハイテク。産地を明確に表現する栽培と醸造により高価格帯に以降。

マグヴィスワイナリー「Kシリーズ甲州 (K531)」

4杯目は丸藤葡萄酒「ルバイヤート ソービニヨンブラン」
品種はソービニヨンブラン。栽培地は山梨県甲州市勝沼町。
欧州系品種を70年代から自社畑にて栽培する。最近、テイスティングルームをリニューアル。
青リンゴのニュアンス。
丸藤葡萄酒「ルバイヤート ソービニヨンブラン」

5杯目以降は赤に移る。
ドメーヌヒデ「ポンペット マスカットベーリーA」
品種は日本古来からあるとされるマスカットベーリーA。栽培地は山梨県南アルプス市。
ビオディナミに通じる新たな取り組みによるワインのスタイルを確立したワイナリー。
パンチが効いていて酸が高い。クセはあるが甘味が強いため思っている以上に飲みやすい。
ドメーヌヒデ「ポンペット マスカットベーリーA」

6杯目。
勝沼醸造「アルガ アルカサール」
品種はマスカットベーリーA。栽培地は山梨県韮崎市穂坂地区。
欧州系品種を辞め、マスカットベーリーAによる日本の赤ワインへのアプローチは日本の赤ワインの進むべき路の指針。
マスカットのニュアンス。
勝沼醸造「アルガ アルカサール」

最後になる7杯目。
カンティーナヒロ「フェリッチシモ ヤマソービニヨン」
品種はヤマソービニヨン。栽培地は山梨県牧丘町。
牧丘地区を表現できる品種での取り組みとあたら強い可能性を広げているワイナリー。
コーヒーの香り。エチケットは地元デザイナーによるもの。
カンティーナヒロ「フェリッチシモ ヤマソービニヨン」

ざっと一通り飲み終わった頃、スライドの準備があり、新田商店による栽培地への解説が始まる。

新田商店による栽培地へのスライド解説
土壌、畑、川の流れなどについて2時間の説明を30分ほどに短縮して話してもらい終了。
今までの立ち飲みワイン会とは趣向を替えた実りのある会だった。

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この記事を書いた人

tiimo

40半ばのヲッサン。
夏は40℃以上、冬は雪と風が舞う盆地での生活をつづります。
地元系グラフィックデザイナー。自称甲州ワインエヴァンジェリスト。
2018年整理収納アドバイザー1級を取得。