日本ワイン:【フルラインナップ】ドメーヌ・デ・テンゲイジのワイン会【2020年】

鉄板焼き「中ざわ」の店内

依然猛威を振る新型コロナウイルス感染症。
コロナ禍での少人数ワイン会のお誘い。
ほぼノーマークなワイナリーのワイン会だったので、対策を万全にしつつ参加してみた。
その様子をレポートしたい。※

※開催日より2週間以上経ち、参加者全員体調の変化も見受けられなかったのでブログ化

ドメーヌ・デ・テンゲイジってどんなワイナリー?

2010年、初の山梨訪問の際に見た風景に感動。
2016年設立。2017年、山梨県北杜市明野町にて醸造場をオープン。
2匹のウサギのエチケットが特徴。

■ 上質である
■ 環境に優しい
■ サスティナブル農法

が特徴のワイナリーだ。詳細は下記webに。

ドメーヌ・デ・テンゲイジのワイン会で楽しんだワインたち

白、ロゼ、赤の合計11本。
さながらメーカーズディナーのよう。

MBA フルール・ドゥ・スリズィエ 2019

ドメーヌドテンゲイジのフルール・ドゥ・スリズィエ2019

最初に飲んだワイン。ロゼ。
上ノ山地区で採れたブドウのみで醸造。
穏やかな酸。タンニンは弱い。
とても軽いので飲みやすかった。カクテルみたいだ。

MBA ロゼ<サンバリック>2018

ドメーヌ・ド・テンゲイジのMBA ロゼ<サンバリック>2018

2杯目 若干皮の渋み。
微発泡。
果実の厚みあり。

MBA & カベルネ・ソーヴィニヨン ロゼ・サンバリック 2018

ドメーヌ・ド・テンゲイジのMBA & カベルネ・ソーヴィニヨン ロゼ・サンバリック 2018

3杯目。2種類の品種をブレンドしたワイン。
MBAよりカベルネが前にでてるロゼ。
ややしっかり目。

甲州 2018

ドメーヌ・ド・テンゲイジの甲州2018

4杯目。
上ノ山の契約農家のブドウ使用。
MBAが続いたので、口休めにちょうどよい。

ワイナリー立ち上げ当初はMBAのみの生産。
甲州品種も造っていたのは知らなかったので意外な誤算。

フードルという大きな樽でシュールリーしたワイン。

しっかり目。後味に青リンゴ風味。
ほんとに甲州?

個人的にはこちらの方向性の甲州のほうが好きだ。
ふだん飲む勝沼あたりとはちょっと違っていておいしい。

甲州 2019 ル・クラージュ

ドメーヌ・ド・テンゲイジ甲州 2019 ル・クラージュ

5杯目。微発泡。
大阪・トムギャルソンのプライベートブランドワイン。
刻々と変わる世の中の変化に対応すべく「勇気」という意味を名付けられた。

2018と比べると青リンゴ感はさらに強くでていた。

MBA 2015<ロゼ・フレンチオーク樽熟成>

ドメーヌ・ド・テンゲイジのMBA15<ロゼ・フレンチオーク樽熟成>

6杯目。赤に戻る。
ドメーヌ・デ・テンゲイジのファーストリリースなワイン。
鼻に抜ける香りが華やか。熟成されたバター感あり。
なぜかフランスを感じた1杯。

MBA 2015 <フレンチオーク樽熟成>

ドメーヌ・ド・テンゲイジMBA 15 <フレンチオーク樽熟成>

7杯目。
熟成感あり、果実味高い。色もすこしかすんでいた。
樽の香りがよい。香水みたいだ。

MBA 2016 <フレンチオーク樽熟成>

ドメーヌ・ド・テンゲイジのMBA 16 フレンチオーク樽熟成

8杯目。
2015年と比べると少し青い感じ。
この頃になると酔いもすすみ、個人レビューも雑になりがち…。

MBA 2016 <アメリカンオーク樽熟成>

ドメーヌ・ド・テンゲイジのMBA16 アメリカンオーク樽熟成

9杯目。
フレンチに比べるとアメリカンオーク樽熟成はライトな口当たり。
酸が高いのか。
これだけの種類があるにもかかわらずプロは微妙な違いを的確に表現していくのはさすがだ。

MBA 2015 <アメリカンオーク樽熟成>

ドメーヌ・ド・テンゲイジのMBA 2015 アメリカンオーク樽

10杯目。このころになると、メモも忘れがち。
酔いも進み、正直はっきりとした違いはわからず。
素人ながらに言えることは2016より飲み口はまろやかだったことだ。

ドメーヌ・ド・テンゲイジのMBAアメリカンオーク樽熟成の比較
アメリカンオーク樽熟成の比較

なんとなくの樽違いの感想を書いてみると…

フレンチよりアメリカン樽熟成のほうが軽い。
酸が高いというか、口当たりはさっぱりと感じた。

ペティヤン・ロゼ・スクレ 2018

ドメーヌ・ド・テンゲイジのペティヤン・ロゼ・スクレ 2018

11杯目。締めの微発泡ワイン。
ベリー感強い。デザートワイン風。泡も細かくお上品。
だいぶ甘いのであえて最後という構成。

ドメーヌ・ド・テンゲイジのワイン会で食べた料理

店主曰く、鉄板焼きなので組み合わせは難しいができる限りワインのことを考えた献立。
だが、実際食べ進めていくと、野菜から始まり、粉物、肉→デザートという構成は全体的に練られた感じた。

フルーツとチーズのサラダ

フルーツ王国でもある山梨だから出せるサラダ。
夏日が続く中、フルーツの酸とワインの酸が重なって最初の一口目からさらりと入る。
モモ、ブドウ、ピンクグレープフルーツなど色とりどりだ。

ドライイチジクを練り込んだチーズとバケット

ドライイチジクを練り込んだチーズとバケット

これは! といった面白さを感じたドライイチジク & チーズ。
口の中で暴れるチーズのまったりさを泡で洗い流すマリアージュは新鮮。

信玄鳥の生ハム

信玄鳥の生ハム

フワッと柔らかいハム。
軽めの味付けなのでロゼとの相性はバッチリ。

キャベツの鉄板焼き蒸し焦がし アンチョビバター添え

キャベツの鉄板焼き蒸し焦がし アンチョビバター添え

鉄板上でしっかりと蒸されているのでかなり柔らかくキャベツの甘みもしっかり。
ソースも軽くかけられていたのでワインの持ち味を消すことなく楽しめた。

セロリの入った餃子

醸造家オススメの組み合わせ。
中にはセロリ。ニンニクは不使用。
おデブちんな餃子だなと思っていたら、中の肉汁がたんまりでヤヴェェ。

富士桜ポークのガーリックバター焼き

富士桜ポークのガーリックバター焼き

マッシュポテト付きがうれしい。
熟成されたマスカット・ベーリーAとバッチリ。

お好み焼き

ドメーヌ・ド・テンゲイジとお好み焼き

卵の甘みとソース、熟成された豚肉のフワトロジューシーさがマスカット・ベーリーAの酸味と合う。
意外だったけど、粉ものとの新しい組み合わせを発見。

目玉焼き付きハンバーグ

ドメーヌ・デ・テンゲイジとハンバーグ

嬉しい目玉焼き付き。
胡椒がわずかにかけられていた。
牛肉のあっさりさとアメリカンオーク樽熟成のサッパリさと合う。

バニラのアイスクリーム

締めの泡と合わせた。
最後に登場したペティヤン・ロゼ・スクレ 2018をアイスにかけてもよい感じ。

ドメーヌ・デ・テンゲイジのワイン会のまとめ

ちまたでは中々買うことのできないワイン。しかも勢揃いなのは産地ならではか。

赤から始まり、赤で終わる。
飲む前は順番が気になったが、実際飲んでみるとこの構成で大正解。
白から飲むというワインの飲み方の常識が覆ったのは収穫だ。

あれだけの量を飲んだにもかかわらず、翌日は爽やかに起きることができた。
身体の負担もそれほど感じさせず、未来につなぐほんまもんのワインを堪能した。

現時点でのフルラインナップのワイン会を過ごして、改めて食と日本ワインの豊かな環境にいると感じた。
この環境、手放したくない。wwww

鉄板焼き「中ざわ」のインフォメーション

鉄板焼き「中ざわ」のカウンター

今回ワイン会の開かれたお店は鉄板焼き「中ざわ」。
カジュアルに鉄板焼きを楽しめるお店。
もともと、トンカツ屋だった場所だが、モダンデザインで若い世代にも入りやすいように変身。
JR甲府駅から徒歩数分なので、行きやすさもバッチリ。

営業時間:17:00~12:00
休  日:日曜日
住  所:甲府市丸の内2丁目1−1 

甲府市丸の内2丁目1-1 

※2020年8月現在 個人の感想

この記事を書いた人

tiimo

40半ばのヲッサン。
夏は40℃以上、冬は雪と風が舞う盆地での生活をつづります。
地元系グラフィックデザイナー。自称甲州ワインエヴァンジェリスト。
2018年整理収納アドバイザー1級を取得。