世間では子どもたちの夏休みが始まった。出かける先に悩む親も多いと思う。その悩みを解決すべく山梨県立美術館では、光ったり、動いたり映像や音が変化するイベント「魔法の美術館 光と遊ぶ、真夏のワンダーランド」が開催中だ。ちなみに開館40周年記念企画だ。いわれてみると生まれてからあったような希ガス。
早速出かけてきたので、このメディアアートの世界を夏休みの友にしていただけたら幸いだ。
山梨県立美術館の関連記事は→こちら
美術館前の雑貨店の記事は→こちら
美術館付近の桜並木の記事は→こちら
入り口
チケット購入時。早い時間帯だったが、だいぶ混雑していた。近場にトイレがあるので、先に済ませておくとよい。
会場構成
17の作品で構成されている。ゆっくりみると1時間半から2時間はかかる。(並び待ち時間含む)
01 「七色小道」/坪倉輝明
02 「Lifelog_シャンデリア」「Lifelog_モビール」
「Secret Garden」「his philosophy」「Air’s song」/小松宏誠
03 「Vertexceed」/坪倉輝明
04 「toatope」/本田大和 / 下田芳彦
05 「不可視美術館」/坪倉輝明
06 「Immersive Shadow」/藤本直明
07 「よるにおもう」/重田佑介 + Zennyan
08 「portrait」/宮本昌典 / 田中陽
09 「色のある夢」/藤本直明
10 「shichihenge」/田中陽
11 「SplashDisplay」/的場やすし/山野真吾/徳井太郎
12 「Traces」/岡田憲一
13 「つくもがみ」/坪倉輝明
14 「echo」/森脇裕之
15 「ensemble silhouette」/宮本昌典 / 小岩原直志
16 「衝突と散乱」/藤本直明
17 「水の緒さがし」/志村陽子 / 松尾謙
01 七色小道
チケットを購入後に楽しめる最初の作品。歩くと地面の映像や音にあふれ、ファンタジーな雰囲気が体験できる。
02 Lifelog_シリーズ
ガチョウの羽が風でゆらぐ。光と陰のアート。これは大人もたのしめる。木漏れ日みたいですごく綺麗。
03 Vertexceed
三角形の模型の前で手をかざすといろんな動きが繰り広げられる
04 toatope
テーブルの上に手をかざすと、影の手がいろんな動物に変化する。
認識まで多少のタイムラグあり…。
05 不可視美術館
何もないのにライトを照らすと、影が登場!
06 Immersive Shadow
投影された影で上から落ちてくるカラフルボールを触ることができる
07 よるにおもう
白い本をポイントにかざすとピクセルアニメーションが出現。夜空を旅するような感覚。AR技術の応用。
08 portrait
椅子に座り撮影。しばらくすると別のなにかとモーフィングされた肖像画が登場。
09 色のある夢
カラフルな蝶々と一緒に、自分の影が七色になっていろんなポーズがとれる。
10 shichihenge
![魔法の美術館 光と遊ぶ、真夏のワンダーランド](https://panoramadessin.com/wp-content/uploads/2018/07/9669E312-A76E-4371-A756-352BE552A0F4-400x400.jpeg)
壁にたつと自分の影がいろんなカタチに変化。
11 SplashDisplay
一番人気のコンテンツ。
色とりどりのマイクロビーズの洪水の中、ボールを的にあてると噴水のように一気に舞い上がる。
12 Traces
Cornelius的なコンテンツ。エリア内を歩くと、自分のシルエットがトレースされる。
13 つくもがみ
ロボットにトランスフォームしてガチャガチャできる。男子小学生に人気だった。
14 echo
宇宙をテーマにしたアート。手で円盤を回すと光がぐるぐるまわる。
15 ensemble silhouette
黒い星をテーブルに置くと、回る五線譜がそれに反応して、いろんな音や星が出現する音楽装置。
16 衝突と散乱
歩くと床にちらばった無数の破片が遠ざかったり、近づいたり…。
17 水の緒さがし
係員からライトを手渡され、花や波紋の模型に向けると、青く光る箇所があり、音が聞こえてくる視覚と聴覚で楽しむインスタレーション。
平成30年8月26日(日)まで
午前9:00~午後5:00 (入館は午後4:30まで)
月曜休館(7/16、8/13は開館)
観覧料 一般 1,000円 大学生500円
高校生以下の児童・生徒は無料(高校生は生徒手帳持参)
山梨県立美術館のインフォメーション
山梨県甲府市貢川1-4-27
055-228-3322