11月3日に開かれた山梨・南アルプス市にあるさくらんぼ農家「金丸文化農園感謝祭2018」のプレ・イベントと称して前日入りした仲間たちとワイナリー巡りをした。(一部都合のつくメンバーで前日入りをし、山梨観光をするのがここ数年の恒例となっている)
今回、幹事承ったのでその様子をレポートした。
パート1 プロローグと奥野田ワイナリー編は→こちら
エリソンダンジュールでのランチを終え、(パート2 記事は→こちら)午後のワイナリー巡りをする。
グレイスワイン(中央葡萄酒株式会社)編
午後から回る最初のワイナリーはグレイスワイン(中央葡萄酒工業)。1923年創業。世界に通用するワイン造りを目指している。醸造責任者は三澤彩奈さん。ワイン造りに粉骨砕身している方。
外観。蔦の社屋が目印だ。階段を昇り、ワインショップへ。
英デキャンタ金賞をはじめ、世界のワインコンクールでの数々の受賞ワインが飾られていた。
プリペイドカードシステム。1枚2,000円(税込 チャージ料1,500円、カード代金500円)。カードを購入して試飲できる。試飲分とカード代金の残金はワイン購入にあてることができる。いろんなタイプの甲州ワインが楽しめる。試飲分量は約25ccだった。
山梨らしく自家製有機無農薬野菜も販売していた。1袋200円。自己申告制。
MGVs(マグヴィス)ワイナリー編
次に向かったのはMGVs(マグヴィス)ワイナリーだ。先のグレイスワインから徒歩でもいける距離。日川沿いにある。元半導体メーカーだったのをワイナリーにリノベーション。ブルックリンスタイルのオシャレなワイナリーだ。
外観。液体窒素のタンクが印象的。隣のブドウ畑も色づいていた。
試飲用の椅子とインテリア。
室内から畑を望む。
Tシャツをはじめとするオリジナルグッズの販売もあり。
甲州/マスカットベーリーAのセミドライフルーツは各760円(税込)
試飲できる甲州種とマスカットベーリーA。300~700円(税込)
試飲コーナーの反対にあるきちんとデザインされているタンク。
氷の入ったブドウジュース。300円(税込)
勝沼醸造編
今の甲州ワインのブームの起爆剤となった「イセハラ」を醸したワイナリー。築140年の日本家屋が印象的で、皆テンションがあがる。
過去の写真が展示。奥には貯蔵庫やグラスのギャラリーも。
8種類が試飲可能。1,500円(カード代含む)。
外のテラス。肌をなでる風、ブドウ畑を小川のせせらぎを感じながらこの土地で育てられたワインを楽しめる。
柿の木。頭上注意。たまに落ちてくるとのこと。
綿貫宏介によるデザイン。ブランディングをになっている。
ルバイヤート(丸藤葡萄酒工業)編
ワイナリー巡りの最後はルバイヤート(丸藤葡萄酒工業)だ。創業明治23年。120年の歴史を持つ山梨ワイナリーの御三家のひとつ。
500円(税込)を払うといくつか試飲できる。ドライバーだったので、ブドウジュースをいただく(250円)。
テイスティングルーム。古風なデザインが心地よい。外にもでることができる。
ワイナリー巡り2018・秋 各ワイナリー編のまとめ
駆け足でワイナリーを巡った。ハイテクなワイナリーから古くからあるワイナリーまでバラエティ豊かに廻ることができた。ワインのみならず、産地の持つ風景・文化・歴史を学べた良きワイナリー巡りだった。
パート4に続く…。